So-net無料ブログ作成

王羲之はなぜ書聖なのか [モノ教材(紙モノ)]

 今日から課外の始まりです。それにしても暑い。私が担当するクラスは53名が申し込んでおり、初日と言うこともあってか、結構出席率はよかったせいで(多分明日から日々減っていくことだろう)、教室はクーラーをいれてるのに暑い。話しながらネクタイを外してしまいました。

孔侍中.jpg

 Yahoo!オークションで買った王羲之の「孔侍中帖」の掛軸。1300円。社会科準備室のドアの高さとほぼ同じ高さで、授業にもっていくには少々大きすぎ。



 王羲之の真筆は唐の太宗が墓の中にもっていったため、現存していない。現在王羲之の書の本来の姿と最も近いといわれているのが、唐代に「双鉤填墨」という技法で作成されたいくつかの複製です。

 現存する王羲之の双鉤填墨は8~9例にすぎず、その一つがこの「孔侍中帖」(国宝、前田育徳会蔵)。桓武天皇の「延歴(暦)勅定」の印が押されており、奈良時代に唐より舶載されたものであることが分かります。「東大寺献物帳」(聖武天皇が崩御されたのち、光明皇后がその遺愛の品々を東大寺に献納した際の目録)には、王羲之の書法20巻が記録されており、当時遣唐使らによって王羲之の双鉤填墨が日本にもたらされたと考えられます。



 九月十七日羲之報且因
 孔侍中信書想必至不
 知領軍疾後問


 九月十七日、羲之がお知らせいたします。
 朝、孔侍中に託してお手紙いたしました。きっと届いたことと存じます。
 領軍の病がどうなったかは知りません。

延歴.jpg
「延歴(暦)勅定」の印





geijyutusintyo.jpg
 『芸術新潮』1998年10月号の特集は「本当は誰もが知りたい 王羲之はなぜ書聖なのか」。読んでみたけど、なぜすごいのかはよくわかりませんでした。Wikipediaの王羲之の項目で触れられている、清の乾隆帝自ら「神」と記した『快雪時晴帖』の写真や、資料集には必ず載っている「蘭亭序」の比較が興味深い。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0