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藤田英典 『教育改革のゆくえ』(岩波ブックレット No.688) [その他]

 冬休みにはいり、ようやく時間ができたので後回しにしていた本を読むことに。まずは岩波ブックレットの編集担当Tさんからいただいた『教育改革のゆくえ』。他の学校の状況は分かりませんが、少なくともウチの学校では「教育改革」が話題になることはほとんどありません。そんな時間などありませんから。そういうわけで、「やりたい人が勝手にやっとけばいいじゃん、俺たちそんなこと考えてるヒマなんてねぇんだよ」的な自分としては、かなりインパクトある一冊でした。

 いちばん面白かったのは、文部科学省による「教育の危機」の捉え方について、その捉え方と論理構造の矛盾とが指摘されている箇所。そしてTIMSSとPISAの結果の検討。「PISAっていう国際的な学力テストの成績が芳しくなかったため、日本はゆとり教育をやめようとしている」くらいの認識しかなかった私には、まさに目からウロコが落ちる思い。教育格差と「リッチ・フライト」を実感している私としては、自分が今の学校で毎日やってることを顧みるという意味でも、価値ある一冊でありました。

教育改革のゆくえ―格差社会か共生社会か (岩波ブックレット)

教育改革のゆくえ―格差社会か共生社会か (岩波ブックレット)

  • 作者: 藤田 英典
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 単行本


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